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絶好「腸」なら医者いらず?腸と健康の深い関係

「腸が健康ならほとんどの病気は防げる」そんな内容の書籍やテレビ番組を見たことはありませんか?腸と健康のとても深いい関係が近年研究で次々に明らかになっています。これまで知られていなかった腸のスゴイパワーについて紹介させていただきます。
医者
まずはじめに紹介したいのは私たちの脳や肺、胃や肝臓などあらゆる臓器は、腸が進化して出来たという話から。

腸はすべての臓器のご先祖さま

生物が地球上に誕生した頃にまで話はさかのぼります。誕生したばかりの生物はたった1つの細胞からなる単細胞生物でしたが、長い時間をかけてより複雑な構造をした多細胞生物に進化します。

多細胞生物は単細胞生物にくらべ、より多くのエネルギーを必要としました。そこではじめに備わった器官が「腸」でした。腸を持った生物は他の生物を捕食することでエネルギーをつくり出す能力を獲得したのです。

今でも腔腸動物といって腸だけからなる生物が存在しています。脳も、胃も、肺も、心臓も持たない不可思議な生物ですが、数十億年前の私たちもこんな姿だったんでしょうね(笑)

あらゆる臓器は腸から進化したもの

やがて腸の一部を食物の一時保管庫として「胃や食道」に進化させ、酸素を吸収する部位を肺に、神経の集中していた部位を脳に進化させる、といった具合に生物の体は様々な機能を獲得してきたんだとか。

腸はあらゆる臓器の先祖と言えますね。

腸は脳より偉い!

腔腸動物など脳を持たない生物は腸の神経細胞ですべての情報を処理しています。そして人の腸にも、大脳に匹敵する神経細胞が存在しているんです。

はるか昔は脳の代わりに働いていた腸ですが今は一部の役割を脳に譲ったというところでしょうか?しかし今でも腸が独自に判断する情報もあります。それが食物の消化・吸収という一番重要な生命活動です。

だまされやすい脳は頼りにならない

人は安全だと思うものをちゃんと選んで食べているつもりでいます。これは脳が「安全そうだしおいしそう」と感じたということですよね。しかし実際に安全か?は食べてみないと分かりません。

例えば安全だと脳が判断した食品に、実は無味・無臭の毒が入っていたとします。残念ながら食べ終わってもまだ、脳はそのことに気が付かないでしょう。このままでは毒が全身に回って死んでしまうかもしれません!どうしましょう!?

腸がいつでも私たちを守っている

でも安心してください。私たちには脳より頼りになる腸が付いています(笑)。腸は脳のように単細胞なおバカではありません。

どんな毒もたちまち見分けて、免疫細胞に命令を出し体外に排除しようと働いてくれます。病原菌や腐ったものを食べると下痢や嘔吐の症状が起きますが、これは脳ではなく腸が判断して体を守ろうとしてくれている証拠なんです。

腸の意見に耳を傾けることが大切

つまり健康に過ごすためには脳ではなく腸を信用して、腸の意見に耳を傾ける姿勢が重要というワケ!とはいえ腸はしゃべりません。ではどうするか?それは腸の声なき声を、腸の機嫌で判断すればいいんです!

腸と赤ちゃんの意外すぎる共通点

生まれたばかりの赤ちゃんを考えると分かりやすいかも。赤ちゃんはしゃべれませんしジェスチャーで意思表示もできないある意味、腸みたいな存在(笑)。

ですが私たちは赤ちゃんの表情や鳴き声、ウンチの状態などから赤ちゃんの体調や機嫌を理解できますよね!?腸もこれと一緒だと思うんです。

腸の機嫌はウンチの大きさ、色、硬さ、臭いなどの状態でかなりの部分判断ができます。便秘や下痢が頻繁に起きるときは腸はご機嫌ななめ。腸が嫌がる生活を知らず知らずにしているというシグナルです。

そんな時は脳が楽しいと思うことではなく、腸が嬉しいと思う生活を心がけましょう。脳は快楽に騙されるおバカさんだからです。このまま脳の思うが儘に行動していると、いつかは体を壊すことになりかねません!腸の声に耳を傾けましょう。

簡単に腸の構造と役割をおさらい

人体模型
それでは次に腸の構造について簡単に知っておきましょう。腸は大きく分けると小腸と大腸に分けられます。

小腸は食物を消化・吸収する

小腸は食物を消化・吸収する臓器で、さらに細かく「十二指腸」「空腸」「回腸」に分けられます。生きていく上で非常に重要な臓器で、小腸が死ねばすぐ体も死んでしまいます。栄養の吸収が出来なくなるからです。

小腸内壁の粘膜はカラダの中で最も細胞の生まれ変わりが早い場所で、なんと24時間で生まれ変わりを繰り返しているんだそうです。ウンチには剥がれ落ちた古い腸の細胞もたくさん含まれているんですよ。

大腸はウンチを形成する

大腸は「上行結腸」「横行結腸」「下行結腸」「S状結腸」「直腸」に分けられ、小腸で消化・吸収された後の残りカスから水分を吸収し、排便しやすいようにウンチを形成します。

はじめは水分が多くびちゃびちゃ状態の残りカスも、S状結腸まで来るころには水分が吸収されて歯磨き粉程度の固形に形成されるのが正常な状態。ある程度量が溜まると直腸~肛門を通って排泄されるわけですね。

大腸って大したことやってねーな、と思った方へ

上記だけ読むと、「なんだ、小腸は消化・吸収っていう大切な役割があるけど、大腸はウンコ作ってるだけかよ!」と大腸を大したことが無いヤツのように思ってしまうかもしれませんね。しかしそれは大間違いです!大腸も本当はすごいんです^^それをこの後説明しますから、是非最後までお付き合いください!

腸と健康を結びつけるカギは大腸内で起こる「発酵」と「腐敗」

発酵した茶葉
大腸はウンチを作ると書いたのは本当ですが、同時に私たちのカラダに大きく影響する重要な変化が大腸内では起きています。それが発酵と腐敗です。

食べ物の残りカスは大腸内で発酵か腐敗を起こします。人は発酵食品を昔から健康食として食べてきました。腸内でも発酵が起きれば腸内環境が改善し、便秘の解消などや他にも多くの健康効果があることが分かっています。

しかし腸内で腐敗が起きてしまうと大変です。腐ったものを食べると食中毒や病気になってしまうように、腸内で腐敗が起きても有毒な物質が発生して、全身にその影響を及ぼしてしまうからです。

そして大腸で起こる発酵や腐敗には、腸内にいる膨大な数の細菌が深く関係しています。

発酵と腐敗を引き起こすのは腸内細菌

人の腸内には600兆個~1000兆個もの腸内細菌がいて、これをすべて足すと1.5㎏もの重さになるそうです!信じられないほどの量ですよね。

腸内細菌には多くの種類がありますが、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つにざっくりと分けられます。そしてこの3つのグループの勢力のバランスが、腸内で発酵と腐敗のどちらが起きるのか?を決定する重要なポイントになるんです。

善玉、悪玉、日和見菌のバランスは2:1:7が理想

理想的な腸内細菌のバランスは善玉菌が2に対して悪玉菌が1、日和見菌が7の割合と言われています。これを見てお気づきかと思いますが、実は腸内細菌の大多数は日和見菌。

日和見菌はお調子者のどっちつかず。いつも善玉菌と悪玉菌の様子をうかがい、どちらか一方が強くなると、とたんに強いほうの見方をして仲間のフリをするというイヤな性格をしています(笑)。

腸を整えるには日和見菌を味方に付けるべし

善玉菌が優勢な時な日和見菌も善玉菌のように良い子ぶって、腸内で発酵を起こす手助けをはじめます。しかしいったん悪玉菌が優位になると日和見菌もとたんにマイルドヤンキーのごとくワルのフリをしはじめ、悪玉菌が腸内を腐敗させる手伝いを買ってでてしまいます。

つまり腸内を発酵を起こし、腸内環境を整えるためには善玉菌を強くして、日和見菌というどっちつかずを味方につける必要があるという事なんです!

腸内環境が全身に与える影響

ストレッチをする女性
腸内環境が良くなる、悪くなることでどのな影響をカラダに与えるのかを紹介します。

腸内で発酵が起き、腸内環境が良好になると

腸内で善玉菌が増え発酵が起きると、腸内のペーハーは酸性に傾きます。善玉菌には食べかすに含まれる糖質を分解して、乳酸や酢酸といった有機酸を作る性質があるからです。

酸性になった大腸内は悪玉菌や病原菌にとってとても居心地が悪い場所。これらのワルい菌たちの増殖を抑えることで、病気を予防することが出来るんです。

また腸のぜん動運動(便を押し出す腸の運動)は、善玉菌のつくり出す酸性物質に刺激されて活発化することが分かっています。つまり腸内環境が良くなれば腸が良く動くようになって、便秘とは縁のないスッキリさんになれるというワケ。

腸と健康とても幅広い関係

腸が健康になることで期待される健康効果はそれ以外にもたくさんあります。全身の免疫力強化、アレルギーの予防、血中コレステロールの低下など様々な健康効果があると近年の研究で明らかになりつつあります。

健全な腸内環境が全身に与える影響の詳細は知らないと損をする!本当はスゴイ乳酸菌の効果8選で詳しく紹介しています。是非合わせて読んでみてください。

腸内で腐敗が起き、腸内環境が劣悪になると

腸内で悪玉菌勢力が強くなると腸内はアルカリ性になります。すると善玉菌はアルカリ性の環境が苦手なため、ますます悪玉菌が優勢になるという悪い循環に陥りかねません。

悪玉菌は食べかすを腐敗させ、有害物質を生み出してしまいます。その物質が大腸内壁から体内へ吸収されると、免疫力の低下や肌荒れなど、全身に悪い影響を及ぼす可能性がありますよ。

大腸の腸内環境と健康の関係について少しは分かっていただけましたか?大腸はウンチを作っているだけじゃなくて、全身の免疫に影響するとっても重要な臓器なんです!(笑)

この記事のまとめ

腸と健康の関係をどれくらいご存知でしたか?

脳より腸の方がかしこいという話、是非覚えてくださいね。脳が喜ぶ「食べる」「飲む」「遊ぶ」は、腸が喜ぶモノとは全然別なんです。体調が思わしくないときは、腸の意見に耳を傾けて、行動を改める習慣をつけてくださいね。


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