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乳酸菌とビフィズス菌の違いについてご存知ですか?

善玉菌の2大スターと言えば「乳酸菌」と「ビフィズス菌」ですが、この2つを同じものだと勘違いする人も多いみたいです。
2匹のそっくりな犬
実際には別の菌になりますので、この2つの善玉菌はどこが違って、どう私たちの腸内で協力し合って頑張っているのか?について紹介します!

性質の違いについて

まずは2つの菌の性質的な違いについてみていきます。

酸素があっても生きられ、主に乳酸を作る乳酸菌

乳酸菌は現在600種以上も存在が確認されていますが、すべてが通性嫌気性菌です。通性嫌気性とは「酸素があっても無くても生きられる」という意味で、酸素が存在しない大腸だけでなく小腸などでも生きていけます。

形状は球状や棒状のものが一般的で、球状のものを球菌(コッカス)、棒状の菌を桿菌(バチルス)と呼びます。菌の正式名称にはこの形状名が付いているものが多いので、名前を見れば球菌なのか桿菌なのかの区別がつきます。

乳酸菌の名前の決められ方については乳酸菌って何なの?乳酸菌の種類や名前、働きは?に詳しく紹介しましたので参考に読んでみてくださいね。

乳酸菌はその名の通りブドウ糖を分解して乳酸を作り出す性質があり、他の有機酸はほとんど作り出しません。

酸素があると生きられない、乳酸と酢酸を作るビフィズス菌

ビフィズス菌はビフィドバクテリウム属に分類される細菌で現在40種が知られています。全て酸素がある場所では生きていけない偏性嫌気性菌です。そのため小腸では生きられず、酸素のない大腸内にのみ存在・増殖できます。

形はY字状のものや途中で枝分かれしたものなどさまざまです。

乳酸菌と同じようにブドウ糖を分解して乳酸を産生しますが、酢酸という別の有機酸を作り出す性質があります。
年齢とともに減少する腸内ビフィズス菌を増やす方法

乳酸菌とビフィズス菌、性質の違い早見表

種類 嫌気性について 形状について 産生する有機酸
乳酸菌 酸素があっても生きられる 球状、棒状など 主に乳酸を作り出す
ビフィズス菌 酸素があると生きられない Y字状など 主に乳酸と酢酸を作り出す

腸内に存在する個数の違いについて

次に乳酸菌とビフィズス菌の個数の違いについてみていきます。

乳酸菌は腸内ではマイノリティー

乳酸菌はウンチ1グラム当たりおよそ1000万~1億個存在すると言われています。ものすごい数のように思われるかもしれませんが、腸内細菌の総数は600兆個とも1000兆個とも言われていますので、乳酸菌は実は腸内では少数派、マイノリティーに属する菌になります。

ビフィズス菌は乳酸菌の1000倍

一方でビフィズス菌は腸内で一大勢力を持つ、善玉菌界のマジョリティー。その数はウンチ1gに100億個~1000億個にもなり、なんと乳酸菌の1000倍にもなります。

数の違いを見て分かるようにビフィズス菌が増えるか減るか?で私たちの腸内環境は大きく左右されることになります。しかしそれは数が少ない乳酸菌は重要でないという意味ではありません。

乳酸菌とビフィズス菌は善玉菌連合として協力し合い、腸内を悪の軍団(ウォルシュ菌などの悪玉菌)から守ってくれているからです。

善玉菌は腸内で何をしているのか?

乳酸菌もビフィズス菌も糖質を分解し有機酸を産生する性質があり、この反応を発酵と呼びます。発酵するときに生み出す有機酸がP.H.(ペーハー)を酸性にするため、発酵食品は腐りにくく長期保存がきくようになるわけです。

腸内を発酵させる善玉菌

乳酸菌とビフィズス菌は腸内でも発酵を起こします。小腸から流れてきた消化された食べカスに含まれる糖質をエサに発酵を起こし、腸内を酸性にしてくれるのです。

腸内を酸性に保つことは、ウォルシュ菌などの悪玉菌や有害な物質の増殖を抑え、病気などにかかりにくくするためにとても重要な事なんですよ。

また善玉菌は乳酸や酢酸を作る以外に、人の体に欠かせないとても重要な物質を合成していることも分かっています。

善玉菌はビタミンやホルモン、酵素まで合成している

善玉菌のとても重要な働きがビタミンの合成です。ビタミンB群やビタミンC、ビタミンKを合成することが知られており、これらのビタミンは体の様々な活動を支える重要な栄養素です。

またホルモンや体内酵素をつくり出す働きも善玉菌にはあります。腸内細菌が合成する酵素は3000種類もあるといわれており、これは同じく酵素を合成する肝臓(約500種類の酵素を合成)を大幅に上回る数です。

この記事のまとめ

ビタミン、ホルモン、酵素など、健康を保つうえで欠かせない物質を合成する驚くような能力が善玉菌には備わっています。しかしそれは腸内環境が良好で善玉菌が働きやすい場合の話。悪玉菌だらけで腸内環境がボロボロでは善玉菌のチカラを発揮してもらうこともできません。

重要なのは日ごろから腸内環境を整えて善玉菌が働きやすい腸にしておくこと。善玉菌の多数派であるビフィズス菌と、そのビフィズス菌が増えやすい環境を作る乳酸菌を菌活によって増やし、育むことではないでしょうか?


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