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プリン体と戦う乳酸菌PA-3新発売!乳酸菌でプリン体対策!

2015年4月7日から全国発売されました、「明治プロビオヨーグルトPA-3」と「明治プロビオヨーグルトPA-3ドリンクタイプ」をご存知ですか?
PA-3
今回明治から新発売となる、PA-3乳酸菌(Lactobacillus gasseri PA-3)は、同社が保有する数千種類の乳酸菌ライブラリーの中から、プリン体への可能性に着目して選び抜いたそうです。

旦那が痛風を怖がって、大好きないくらや数の子を控えめにしている我が家では朗報と言えますね!プリン体を気にしている方って意外と多いのでは?飲み会でも、プリン体を気にしてビールを控えているオジサン達(失礼)って多くないですか?

一般的に、プリン体ってたくさん摂取していると、痛風になって風が吹いても痛い、とか恐ろしい病気になる悪物イメージですよね。今回は、乳酸菌は実はプリン体対策もしてくれるんですよ!というお話をします。

プリン体ってそもそもどんなモノ?

プリン体は体に悪いイメージですが、実際にはプリン体は生物が生きていく上で無くてはならない物質です。プリン体は細胞や遺伝子を構成する核酸(DNAやRNA)などに含まれる成分で、細胞が生まれ変わる新陳代謝の際に使われます。

細胞の代謝は細胞分裂によって行われ、分裂の際に細胞は遺伝子を含むDNAの複製を行ないます。このDNAを構成する物質であるアグニンやグアニンがプリン体の一種なのです。

また、プリン体の代謝によって発生するアデノシン三リン酸(ATP)は細胞が活動する為に必要なエネルギー源として機能するため、プリン体は全ての生物にとって非常に重要な役目を持っているのです。

プリン体の多い食材とは?

食事
プリン体の多い食材とは、いくらなどの魚卵系の食べ物や、ビールなどが多そうなイメージですが、結論から言うと全ての食品に多かれ少なかれプリン体は存在します。

動物性タンパク質の方がプリン体が多いのは事実ですが、普段食べている白米(25mg/100g)や小麦粉(25.8mg/100g)にも含まれますし、意外なところでは納豆(113.9mg/100g)や青汁(40.2mg/100g)など健康食品にも含まれています。

プリン体は細胞に含まれる核酸に含まれる成分であり、全ての生物はプリン体を持っています。プリン体が多く含まれる食品は、精巣、卵巣、内臓や、乾燥によって細胞が凝縮されている干物などです。プリン体を多く含む食品に下記が挙げられます。

プリン体の多い食材

レバー(219.8mg/100g)、白子(305.5mg/100g)、一部の魚介類(エビ273.2mg/100g) 、イワシ(210.4mg/100g)、カツオ (211.4mg/100g)、干し椎茸(379.5mg/100g)

ちなみに、皆さんが気になる?アルコールのプリン体についても調べました。メーカーによって差があるのですが、わかる範囲で数値の一番高いものを抽出しています。

アルコールのプリン体量

ビール(K社:6.88mg/100g)、地ビール(U社:16.0mg/100g)、発泡酒(K社:3.9mg/100g)、紹興酒(11.6mg/100g)、低アルコールビール(H社:13.0mg/100g)、日本酒(1.2mg/100g)、ワイン(0.4mg/100g)、ブランデー(0.4mg/100g)、ウイスキー(0.1mg/100g)、焼酎25%(0.0mg/100g)

あれ?!ビールってプリン体多いイメージだったけどお米に比べても低いじゃん!そして、やっぱり焼酎は痛風を恐れる者の味方だね!ビールは控えて焼酎、って理に適ってんじゃん!と思ったそこのアナタ!ちょっと待って下さい!

実は、アルコールに関してはプリン体そのものは他の食品に比べても少ないのですが、だからと言ってプリン体の低いアルコールを摂取していれば痛風にならない、というのは誤解になります。痛風について正しい知識を持たなければ、痛風予防は出来ません。

プリン体と痛風の関係

前述の通り、プリン体は①細胞の新陳代謝により体内で産出②食品から摂取するなど、ごく自然な生命活動で体内で生産・摂取され、体内での活動を終える際に、最終的に尿酸という物質に変換されます。

尿酸は腎臓で100%ろ過される老廃物の一種ですが、実は尿細管で再吸収されてしまうため、排泄されるのはわずか10%。残りの90%は体液中に溶け体内に留まります。

この限界値が7mg/dLであるため、それ以上の尿酸が体内に留まる状態になると、尿酸が結晶化し、炎症反応が起こります。この状態が高尿酸血症と呼ばれる痛風の前段階で、痛風の発病リスクが高まっている状態です。

アルコールと痛風の関係

酒
プリン体が少ないビールだから大丈夫!と、プリン体を気にする人が愛飲しているビールがあります。他にも、ビールはプリン体が多いから焼酎に切り替えた!と安心して焼酎を飲む人もいます。しかしここには落とし穴があります。

アルコールには体内で代謝する際に尿酸の産出を増やし、また尿酸の排泄を妨げる働きがあります。ですから、これなら大丈夫!とお酒の量が増えてしまっては、プリン体の量はともかく、高尿酸血症の予防にはなりません。

尿酸値が気になる人はアルコールは控えた方がいいでしょう。

痛風が起こる仕組み

血中の尿酸飽和濃度を超えると、尿酸が体内のナトリウムと結び付いて結晶化しやすくなります。この尿酸結晶を白血球が異物として攻撃することによって、痛みが発生するようになります。

しかし白血球が攻撃をすればするほど、細胞内のエネルギーが消費される事で尿酸が生産され、酸性度も高まり尿酸血晶が出来やすい環境になってしまいます。このように一度尿酸血晶が出来ると、白血球の働きによりまた尿酸血晶が出来るという悪循環が発生します。

場合によっては尿酸結晶が大型化して肉芽腫となり、「痛風結節」と呼ばれる関節炎を引き起こし関節痛の原因になることがあります。更に、痛みだけではなく尿路結石が出来たり腎臓が悪くなったり、心臓や脳の血管障害のリスクも高まる事が分かっています。

尿酸の役割

尿酸も悪物のようなイメージを持たれがちですが、、実は尿酸には排泄物であるにも関わらず体内で大きな役割があります。

尿酸は体内で強力な抗酸化作用を持ってます。これはビタミンCの実に10倍と言われ、細胞が代謝する際に発生する活性酸素の処理など、重要な役割を担っています。

一説では、アルツハイマー病やパーキンソン病の人の尿酸値が異常に低値である事があり、これは尿酸が体内の老化を食い止め、不足すると神経疾患の原因を作ってしまうため、と言われています。

このように尿酸は血液中の活性酸素を減らし血管の老化を防ぎ、ガン予防をしたり、若さを保つなど重要な働きをしています。

プリン体も尿酸も体にとって大切な役割を果たす物質であり、またこのような体の仕組みから体内に常に留まり機能し続けるため、病気にならないよう蓄積させない、完全に除去する、というのは不可能なのです。

贅沢病から生活習慣病へ

ハンバーガー
かつての日本では、痛風はありませんでした。米・野菜・魚を中心とし発酵食品を多く取り、脂質は少なめ、肉は滅多に食べない生活だったからです。

食の欧米化が進み食生活が豊かになった反面、動物性タンパク質や脂質の過剰摂取が痛風など様々な病気の引き金となっていると言われています。

タンパク質は分解される際に尿酸を生成し、脂肪は血中の尿酸濃度を高める性質があります。肥満が痛風の一要因と言われるのはこのためです。

食が豊かになった事で人は多くの喜びを得る事が出来るようになりましたが、一方で贅沢病と言われた痛風がもはや生活習慣病と呼ばれるまでに広まり、多くの人を苦しめている現状も生み出しています。

また、尿酸値が高いと言う事は、体内の活性酸素が多いというサインでもあります。活性酸素はストレスや肥満、過食、アルコールやタバコなどが原因でも増加します。

痛風は遺伝など、原因が多因子に渡ることも事実ですが、多くの痛風患者は食生活などの生活習慣の改善が最大の治療となります。

薬物療法のみでは尿酸値を下げる事は出来ても、生活を変えない限りずっと服薬の必要があります。薬だけでは本当の意味で痛風を治す事は出来ません。

激しい運動や過度のダイエットは尿酸値を上昇させる

肥満が痛風の一要因である事は事実ですが、早く痩せなきゃ!と過度な食事制限を行ったダイエットをしたり、激しい筋トレや無酸素運動は尿酸値を上昇させるため逆効果です!

痛風でなくとも、肥満は動脈硬化や糖尿病など万病のもとですが、穏やかなカロリー制限とウォーキングなどの有酸素運動で徐々に痩せる事が一番健康的なのです。

実際に、プリン体を気にするあまり栄養失調で倒れてしまう人もいるようですが、それではより健康を害し本末転倒です。

乳酸菌が血中の尿酸値の上昇を抑制する

乳酸菌
乳酸菌には、食事から摂取されたプリン体の吸収を抑制する働きがある事が分かっています。具体的には、乳酸菌の核酸代謝を利用するのです。

プリン体は、腸管内で消化される際、プリン体からプリンヌクレオチドに分解されます。更に消化が進むと、プリンヌクレオチドはプリン塩基に分解され、排泄が促進されます。

血中尿酸値の上昇は、プリン体、プリンヌクレオチド、プリン塩基の順で高く、つまり早々に食事由来のプリン体が体内に吸収されにくいプリン体代謝物にまで分解されれば、食事による血中尿酸値の上昇を抑える事が出来るという仕組みです。

乳酸菌は腸管から吸収されやすいプリンヌクレオチドをプリン塩基に分解する事により、プリン体の吸収を抑制すると共に、腸管を通じてプリン塩基の排泄を促し、最終的に尿酸値の上昇を抑制する効果があるのです。

乳酸菌の核酸代謝を利用したプロバイオティクスは開発途上であり、乳酸菌は私たちの知らない未知の可能性をまだまだ大いに秘めた存在であると言えるでしょう!

この記事のまとめ

乳酸菌がプリン体に影響を与えるって全くイメージなかったんですが、今回、痛風の仕組みやプリン体や尿酸について調べてみて、ようやく乳酸菌との繋がりが見えました。

プロバイオティクスの代表的な作用とは腸内細菌叢(腸内フローラ)の改善や免疫調整作用、抗ガン作用などです。私たちは微生物の代謝を利用する事により、様々な利益を得ています。

PA‐3も、尿酸値を気にする人に有益な、新たなプロバイオティクスシリーズとなるのでしょう。


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